メンタルクリニックの選び方について紹介したいと思います。
どんな病院が良いのか、何を事前にしておけばいいのか。
私が経験してきた中で得た、自分に合った病院の選び方をまとめていきます。
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メンタルクリニックを受診する基準
あれ？と思ったらすぐに予約
まず、受診していいか迷ったら予約をしてください。迷ったということは心に何らかの不調があるはずです。今日だけかもしれない、今が忙しいからかもしれない。そう思っているうちに症状は悪化します。
気づいた頃には「死にたい」「消えたい」が当たり前になっていて、それが異常であることに気づけないところまでメンタルが崩壊します。
手遅れになってしまう前に受診しましょう。
躊躇う必要はない
知り合いで、コロナ禍でメンタルが不安定になっている人が多いのに、自分くらいの症状で行ってはいけない気がする、と躊躇っていた人がいました。
いいから行け、その一言に尽きます。そうやって他人への気遣いができる人間は特にメンタルに支障をきたしやすいです。自分を抑えて我慢して、行かない人は誰かに引っ張られるまで行けないままです。
頭の中に「精神科」「メンタルクリニック」そんな言葉が過った時点で予約して下さい。
良い病院の探し方
家から近い病院
メンタルクリニックで何らかの病名が付いた場合は、定期的に通うことになる場合が多いです。メンタルが不安定な状態で遠出する気にはならず、結局通院を辞めてしまう場合があります。受診は自宅から比較的近い距離の病院を選びましょう。
評価の高い病院
メンタルクリニックは普通の病院以上に評価が重要です。先程述べたように通い続けることになる可能性が高いからです。
病院が自分に合わなかった場合、新しい病院を探すという作業はメンタルが不安定な時はかなりの重労働です。加えて、新しい病院でまた自分にとって辛かった出来事を繰り返し話す必要が出てきます。
受診する前にしておくこと
症状をメモしておく
受診する前に症状や、そうなってしまった原因に心当たりがあればメモしておきましょう。
病院へ行っていざ話すとなると、どうしても話したいことが多くて伝え忘れることが出てきます。
病院の先生はあなたの症状を聞いて薬を選びます。メンタルの調子を整える為の薬は多いので、より自分に適した薬を処方してもらえるように、症状をきちんと伝える準備をしておきましょう。
通い続けるべき病院
言いたいことが言えたか
通い続けるかどうかは、まず自分が言いたいことが言えた、と感じたかどうかです。言いたいことが言えずに終わると次の通院でも言いたいことが言いきれずに終わる可能性が高いです。
ただし、聞いて共感や同情・解決策をもらえたかどうかはまた別です。あなたの話を聞くのはカウンセラーの仕事です。病院の先生はあくまで症状を聞いて薬を出してくれる人と割り切りましょう。悩みを解決する手伝いをしてくれる先生もいますが、なかなか会えないのでそこは仕方ないと割り切らないといつまでも病院探しは終わりません。
対応がよかったか
続いて対応が良かったかです。メンタルが不安定な時にメンタルクリニックで対応が雑のようなどといった難があると、通うのがしんどくなります。メンタルクリニックはあなたの最後の砦です。あなたという患者を丁寧に扱ってくれる病院を選びましょう。
待ち時間は短かったか
受付をしてから30分以上待たされる病院もあれば5分も待たずに名前を呼ばれる病院があります。なかなか呼ばれないのはかなりのストレスや不安を伴います。病院側は予約時に時間を調整しているはずです。それでも待たされるのはあまり良い病院とは言えません。
また、他にも診察を待つ人が多くなり、あなたの診察時間が短くなります。優先順位としては低いですが、待ち時間が長い病院は極力避けましょう。
処方された薬は適切か
時々症状に適していない薬が処方される場合があります。メンタルに影響を及ぼす薬は強いものが多いため、間違った薬を服用すると、新たに別の症状が出る可能性があります。
薬の名前を検索するとその薬の及ぼす作用がすぐに出てきます。（近頃は薬の情報のURLを渡してくれる薬局も多いです。）自分の症状に適切かどうか確認し、おや？と思った場合は先生に確認を取りましょう。
私はうつ病なのに何故か統合失調病など別の病気の薬を処方され、服用した結果、副作用や後遺症に悩まされました。薬効については念のため自分でも確認しておきましょう。
まとめ：病院に求めるのは適切な診断と薬
メンタルの不調を感じたらすぐに病院へいきましょう。
悩みが解決してもらえないという理由以外で自分に合わないと感じた場合は別の病院を探しましょう。
